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オリジナルメモ帳用に描き下ろしたイラストです。 通販開始しました!

2019年の暑中お見舞い用イラストです

ディオは村でたった一人の墓守です。元は戦士だったので耳はボロボロです。 戦場で右足を無くしたので引退をしましたが、カギヅメのような武器を使うそれは強い戦士でした。 その戦闘能力には訳がありました、ディオにとって思い出したくもない過去です。 ディオは幼い頃悪い大人に連れ去られ、苦しく辛い訓練を受けさせられました。 難しい殺人術を叩きこまれました。 そうしてディオは、悪い人たちの命令のままに誰かの命を奪う、殺人人形にされたのでした。 この時のディオは、心の中はからっぽでした。ただ道具として存在しました。 ディオが青年になった頃、 ある村の村長である「ちぃかま。」という者の暗殺とう任務が与えられました。 ディオは一人、村へ向かい、そうして戦うことになるのです。 連れ去られるまで共に遊んでいた、ロノという戦士と。 ロノは一目でディオが、あのいなくなった幼馴染であることに気が付きました。 ディオのあまりの変わりように、ロノは驚き、悲しみ、そして怒りました。 二人の強さはほぼ互角でした。 やっとのことで勝ったロノはディオを連れ帰り、村人全員を説得して近くに住まわせ、時間をかけてディオを癒しました。

2019年の年賀状イラストです。

母の日に贈ったミニ原画です。

父の誕生日に贈ったミニ原画です。

ミニ原画その2

ミニ原画その1

暮らす場所がちょっと違う。 海で生きてるキアルディテは、滅多に陸には上がらない。 だけど会いに来ました。色を塗り替えた小舟に乗って。 君のウロコと同じ色!あれ、違う? 今日は宝物を見せてあげる。素敵な綺麗な赤い花! けれど君には、君の目には、どんな風に見えているのだろう? 同じ赤に見えている? 不思議、不思議。きっと違うように見えているのに。 君の宝物、綺麗だね。

臆病でドジで大人しい るびろと、気弱で暗い イジメられっ子の のすもは、お互いに片思いをしていました。 優しい二人は幼い頃、優しい出会いをしたのです。 大人になって、お互いの優しさに触れて、 親切でドジで苦労人な青年るびろと、おしとやかで明るくて綺麗なお姉さんの のすもは、まだお互いに片思いをしていました。 そうしてずっともどかしく思っていた村人たちに祝福されて、やっと二人は結婚します。 幸せそうな二人。そして、ちょっぴり寂しい、弟のルヴィテ。

あれは朝焼けか夕焼けか、まだ僕たちには分からない。 けれど確かに眩しく、僕らの道の先に明るいものがあることは、分かる。 その明るさまで、僕らは共に行けるだろうか。 いいえ、みんな道は分かれるもの。 でも、約束しよう。その明るさの先に向かうと。 そこでまた出会うと。 欠けることなく。

戦争孤児のノノは、とても人見知りです。 毎年あるお祭りを、いつも遠くから眺めていました。 けれど今年は勇気を出して参加してみたのです。 初めてのお祭りは楽しくて、楽しくて、つい、大好きな兄の手を放してしまったのでした。 心細くなるにつれて、賑やかなお祭りの音や人々の声が遠ざかってゆきます。 ああ、私は今、ひとりぼっちなのだわ。 視界が滲んで足がすくみます。 ついさっき買ってもらったばかりのりんご飴を握りしめて、 燃えるような赤い光の中で。
